ジョジョ・ラビット 感想
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タイカ・ワイティティのラグナロク最高だったよな〜、え、しかもスカヨハも出てるんだ〜、楽しみ〜〜と無邪気に劇場へ足を運んだ
予告も太っちょボーイとバディの戦争コメディみたいな雰囲気かな?と思い込んでいたのですっかりと騙されていました
イングロリアス・バスターズ以来の全く似ていないアドルフ、よくわからんリアリティライン(英語だし、劇伴も時代よりもエモーション優先ぽかったし)だし、このテンションで2時間はキチィかもなぁ...と冒頭ではおもったんだけど、スカーレット・ヨハンソンの最高のお母さん、ちょっと歳上のユダヤお姐さんとの交流がメインで中盤は結構グッときた
吊られているところの映し方、妙にスカヨハの足元をみせるショットが挟まれ、ユダヤの少女を匿い、夫も海外でレジスタンス活動をしている様子、外でどうやらレジスタンス活動をしているというあたりで2幕終盤の展開は覚悟していたけど、ジョジョが靴を見かけた時のショックさったらないよなぁ、とわかっていてもグイッとやられてしまった
全然似ていないアドルフがワイティティ本人だってことにクレジットまで気付いてなくて、ジョジョに吹っ飛ばされるとこも素で笑ってしまった
サム・ロックウェルの役柄といい、ラストの最高の立ち回りといい、よかったな...
とはいえ、本作はなんといってもスカーレット・ヨハンソンがむちゃくちゃよくて、大変な時代なのに努めて明るくあろうとする姿や、独りで年頃の男の子を育てる大変さみたいなところまですげえ役者だなあと
あとはトーマシン・マッケンジーさんも、あんな子が自分ちの隠し部屋に住んでたらそりゃあ惚れてまうわいっていう...
完全にアンネ・フランクだったな〜とおもっていたら、アンネの誕生日が5/4だそう(パンフ情報)
ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッドでタランティーノはシャロン・テートをリザレクトさせたけど、本作では収容されてしまったアンネをスクリーンでリザレクトしてみせたのだなぁ
ジョジョ・ラビット #映画2020
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